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JMATの一員として参加させていただきました


青木病院の職員3名がJMATに参加させていただき、石川県輪島・能登・珠洲に行ってきました。その時の様子や感じたことなどご紹介いたします。

JMATの一員として派遣に同行させて頂きました

5月13日~15日に被災地である能登半島へ、JMATの一員として派遣に同行させて頂きました。
現地では高齢者施設への褥瘡回診、福祉施設への物資運搬・情報収集、避難所の視察・情報収集などを行いました。発災から4か月以上が経過し、地域の医療は回復してきているものの、福祉施設では建物の損壊による閉鎖や統合、定員を超えての受け入れ、職員の離職による人員不足など、現在も困難に向き合いながら地域の福祉を支えている方々のお話も聞かせて頂きました。
私自身は被災地を訪れるのが初めての経験であり、しっかりと心構えをして現地に入ったつもりでしたが、活動した地域では、未だ手つかずのままの凸凹な道路や倒壊した家屋、傾いた電柱が至る所に存在し、その光景に心が揺らぐことが何度もありました。
今回の派遣で経験したこと、被災地の状況を直接見て聞いて感じたことは、自院に持ち帰り活かしていきたいと思います。

宿泊したホテルのすぐ前の歩道

車での移動の道中ではこのような場所が多数ある

回診で訪問した施設の駐車場

石川県輪島・能登・珠洲に行ってきました

美味しい寿司を食べに行くために石川県を旅行したのは6年前。本当に美味しかった。
6年ぶりのJMATとして訪れることになった石川県は、地震発生から半年経ち、全て終わったかのようにニュースの話題にも上がらなくなり、ある程度復興しているんだろうと思っていました。現実は甘くない。
『昨日地震が起きたんたんです』と言われても信じてしまうくらい街は倒壊したまま、仮設住宅はガランとした印象で夜中は真っ暗でした。そんな中でも地域住民の方たちは頑張っている。地域住民の方と話して、石川県の人は我慢強いという印象を受けました。自分たちでなんとかしようという意識が強い。とても素敵だけれど、それがかえって、支援が届かなくなるという事例になることもあるようです。
被災された方ができるだけ早く安心して生活できることを心からお祈り申し上げます。